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うまいイカを食べたい釣りたい!いざヤリイカの待つ春の南房へ!

隔週刊つり情報編集部

晩酌で大吟醸をたしなむようになって、かれこれ一年近くたつ。

元もと日本酒は得意なほうではなかったが、大吟醸のスッキリとした飲み口とフルーティな風味にハマり、なんだかんだと理由を付けては結局ほぼ毎晩お猪口に口を運んでいる。
 
さて、大吟醸がうまいとなれば、当然次は、これに合ういい「あて」は何かないかと考える。

そして、真っ先に思い浮かんだのがヤリイカの刺身だ。
 
釣りたてのヤリイカは、コリッとした歯触りが心地よい身が、噛むほどにねっとりとしていき、上品な甘みが口いっぱいに広がる。

この甘みが残った口の中へ、スッキリとした味わいの大吟醸を流し込むと・・・想像しただけで、もうたまらん! 
 
そこで、ダメもとで編集部に連絡してみると、南房白浜沖のヤリイカ取材の指令が下りた。
 
3月27日、早朝。喜び勇んで訪れた布良港はまだ薄暗い。

その中で、ひときわ輝きを放って見えた船が私にヤリイカを釣らせてくれる良和丸だ。
 
5時半に出船。

我われ10名を乗せた良和丸は、航程約30分の白浜沖でスローダウンする。

そしてその2分後には、志村良一船長から開始のアナウンスがあった。

「はい、どうぞ。始めてください。水深は130mです」
 
通常イカ釣りでは、ポイントに到着すると、まずイカの群れの探索から始まる。

なので到着してすぐに投入のアナウンスがあるのは珍しい。

これはと期待を大きく膨らませたが、9つの仕掛けを襲ったのは無数のサバ。

唯一、イカがいるタナまで仕掛けを落とせた右胴の間の草野さんに1杯のヤリイカが釣れただけだった。

ヤリイカにスルメも!

船長はポイントを変えながらサバを避ける。

しかし、それでもサバの猛攻が続く。

ようやくサバから逃げ切ったのは、開始から45分ほどたったころだった。

左トモ2番の東城さんと、その右隣の小林さんにほぼ同時にスルメが釣れる。

その次の流しで右ミヨシの高橋さんに待望のヤリイカ。

左ミヨシの飯塚さんにスルメが乗って、左ミヨシ2番の石原さんはヤリイカが釣れるという両種混合の状況だ。
 
次の流しでは、高橋さんが胴長40㎝級のヤリイカを釣ると、その右隣の鈴木さんにも同級。

この撮影をしている間に、反対舷の石原さんがヤリイカのダブル。

飯塚さんのスルメを挟んで、右トモの宮本さんもヤリイカのダブルを披露してくれた。
 
宮本さんは良和丸の常連客で、この日も竿頭になる。

その宮本さんがポツリとこうこぼした。

「今日は潮がいってないね。1、2杯ずつ釣ってたんじゃ数がのびないよ」
 
確かにここまでに釣れたイカは、どれも1投入で1~2杯。

また、同じ人が連続で釣り上げるといったシーンもまだ見られていない。
 
そんなところから、イカはいることはいるのだが、群れが散らばってしまっているように感じられた。
 
しかし、そうは言ってもやはりうまいヤリイカの刺身でおいしい大吟醸が飲みたい。

私もカメラをしまい、竿を手にすることにした。
 
ここまでの様子では、イカが乗ったタナはベタ底もあれば底から30mも上だったりと様ざまだった。

釣れ方も、着乗りもあれば、上へと誘い上げていって乗ったりと、これもバラバラだ。

宮本さんに聞いてみると、「底のほうで上げたり下げたりしてれば釣れるよ」と教えてくれた。
 
とりあえずやってみて、乗りが出るパターンを探すしかない。

そう考え、オモリを放り投げる。

投入器の筒の先に当たってカラカラと音を立てながら飛び出していくツノが、期待感をより一層高ぶらせた。

釣り人の写真

ヤリイカは胴長30~40㎝の良型主体

釣り人の写真

赤緑のウキスッテにもよく乗った

釣り人の写真

鈴木さんがヤリイカのダブル

釣り人の写真

スルメのダブル

怪しい=巻き上げるべし

糸がフケてオモリの着底を知る。

糸フケを取って着乗りがないかと確かめると、何か重いような気がした。

しかし、この日の1投目だ、気のせいかもしれない。

いや、イカ釣りのセオリーは〝怪しければとにかく巻き上げてみろ〟だ。

疑心暗鬼のまま、とりあえず電動リールの巻き上げレバーを起こした。
 
巻き上げの最中も、重いような気もするし、そうでもないような気もする。

やがて電動リールの巻き上げが自動で止まり、仕掛けをたぐる。

上から4本目に配置した赤白のウキスッテのカンナに薄い茶色のイカが引っ掛かっている。

「ヤリだ!」
 
その瞬間、お気に入りのガラス製の徳利とお猪口が脳裏をよぎる。

興奮を抑えきれずにスッテに手をのばすと、プン・・・。

ヤリイカがカンナを振りほどいて海底へと帰っていく。

ああっ、お刺身が、大吟醸が・・・。
 
気を取り直すこともできないまま、次の投入。

着底後、糸フケを取って1mほど誘い上げると、オモリの重さで竿先が下がる。

このとき、おそらくツノとスッテが横になってフワッと舞い落ちている。

これにイカが抱きついてくれれば・・・ズム!

きた!
 
慎重に巻き上げ、慎重に仕掛けをたぐる。

また赤白のスッテにヤリイカが抱きついている。
 
今度はバレるなよ!という無言の叫びとともに抜き上げたヤリイカは胴長40㎝級。

今宵の大吟醸が確定した瞬間だ。
 
この日の釣果は胴長20~45㎝のヤリイカが4~18杯と、流れない潮とサバの猛攻にやられて控えめ。

しかし、スルメイカがこの釣果を2割増しにしてくれた。
 
まだ産卵前のヤリイカの身は、大きく膨らんだ妄想をもはるかに上回る極上の美味。

こんなにうまい、釣りたての「あて」でおいしい酒が飲めるのは釣り人の特権だ。

釣りをやっていて本当によかったと、心から思う夜だった。

釣り人の写真

スルメのキモとヤリイカの身で作る極上の塩辛を味わおう

釣り人の写真

このサイズのスルメは乗りも明確

釣行の写真

仕掛けは一手ずつ落ち着いてたぐろう

【知っ得!】イカ釣り便利アイテム

船が移動しているときに、船ベリに置いたヨリ取りリングが海に落ちて、プラヅノが次つぎと投入器から出ていってしまった・・・なんていう経験をしたことはないだろうか。

写真のアイテムは、自宅にあった尻手ベルトとステンレス製の洗濯バサミで自作したものだが、これにヨリ取りリングを挟んでおくとそんな失敗をしなくて済む。

また、そのまま投入してもパチンと外れてくれるので便利だ。

同じような市販品もあるようなので探してみるといい。

リングの写真

移動時はこんな感じでヨリ取りリングをとめておく

Tackle Guide

この日もそうだったが、プラヅノの中に赤白や赤緑のウキスッテを1本交ぜておくと高い効果を発揮することが多い。

仕掛けを自作するときや、市販の仕掛けを選択するときの参考にしていただきたい。

仕掛けの写真

仕掛けはプラヅノ11㎝、ブランコ、直結はお好みで。使用オモリ150号

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当日のヤリイカ仕掛け

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隔週刊つり情報(2021年5月1日号)※無断複製・転載禁止

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